92 ~しまつだ
意味 ~という結果になった 结果···;到了···的地步
<悪い内容に使う。><用于不好的结果。>
接続 「動・い形・な形・名」の名詞修飾型+しまつだ
<「この」「その」「あの」などとともに用いられることも多い。>
<常和「この」「その」「あの」等一起使用。>
①弟は昔から両親に手を焼かせていましたが、ついに家出をして、警察のやっかいにまでなるしまつです。
弟弟以前就一直让父母苦恼,最终落到离家出走,给警察找麻烦的地步。
②準備のまずさから、その計画は大失敗のしまつだった。
由于准备的不好,那个计划落了个惨败。
③信頼して彼に仕事を任せていたのに、このしまつだ。
信赖他才将工作委托给他,谁知竟到了这种地步。
93 ~だに
A意味 ~だけでも 即使···;连···也
<文語体。強調の表現。><文体语,表强调。>
接続 「動ー辞書形」+だに
①科学の力で同じ遺伝子を持つ人間を作り出すなど、考えるだに恐ろしいことだ。
用科学的力量造出带有同一基因的人等等,连想一想都觉得可怕。
注意
「想像する」「思い出す」「考える」「思う」「聞く」「口出す」などの限られた動詞とともに用いられる。/
与「想像する」「思い出す」「考える」「思う」「聞く」「口出す」等固定的几个词搭配使用。
B 意味 ~さえ 就···连
<文語体。普通「~だに~しない」の形をとり、「~さえも~しない」の意味。>
<文语体。通常以「~さえも~しない」的形式,“就连···也不”之意。>
①人類が月に行ける日が来るなんて、100年前には想像だにしなかったことだ。
人类能有登上月球的一天,这是在100年前,连想都不敢想的事。
②夏の暑い日、風のなく、木々の葉は微動だにしない。
炎热的夏日,没有风,树叶纹丝不动。
惯用 [夢にだに思わなかった]<まったく思わなかった><做梦都想不到。>
94 ~たる
意味 ~である 作为
<話し手が、ある立場を取り上げ、それにふさわしくあるべきだという気持ちを持っている時に用いる固い表現。>
<说话人强调应与某立场相符之意,是比较生硬的表达方式。>
接続 [名]+たる+「名」
①教師たる者、学生に対して常に公平であるべきだ。
身为教师,应该总是公平对待学生。
②私利を求める人に政治家たる資格はない。
谋求私利的人,没有资格当政治家。
95 ~でなくてなんだろう/~でなくてなんであろう
意味 ~以外のことやものだとはかんがえられない・絶対に~だ 不是···又是什么呢
<話し手が強くそう思っている時の表現。><表示说话者坚信之意。>
接続 「名」+でなくてなんだろう
①自分の命を犠牲にして多くの人を救ったあの男のが英雄でなくてなんだろう。
牺牲自己挽救多数人性命的那个男士,不是英雄又是什么呢。
②受験戦争、いじめ、これらが日本の教育のひずみでなくてなんであろう。
应试战争,校园暴力、这些不是日本教育的弊病有事什么呢。
96 ~てやまない
意味 とても~する 非常···;衷心
<話し手が深く強くその気持ちを持っており、いつまでも想思うことを表す時の表現。>
<表示说话人带有强烈的愿望,希望总是如此时的表达方式。>
接続 「動ーて形」+やまない
①お二人の幸せをお祈りしてやみません。
衷心祝愿二位幸福。
②君たちの努力を期待してやまない。
衷心期待着大家的努力。
注意
[祈る]「願う」「期待する」などの動詞とともに用いられることが多い。
多与[祈る]「願う」「期待する」等动词一起使用。
97 ~と相まって
意味 ~と一緒になって 与···相辅相成;与···相配合;与···相依
<「AとB(と)が相まって」の形で用いられることも多い。AとBとが一緒になって、一層その状態や效果が出ていることを表す。>
<多用「AとB(と)が相まって」的形式。表示A和B相结合,状态或效果更加明显。>
接続 「名」+と相まって
①環境破壊と相まって、水や空気の汚染が進んでいる。
同环境的破坏一道,水与空气的污染也在加剧。
②コーチの指導と力と選手のやる気が相まって、優勝できた。
教练的指导能力与选手的干劲相结合,从而获取了胜利。
③実力と運とが相まって、彼を成功に導いた。
实力与运气相乘,让他走向成功。
98 ~というところだ/~といったところだ
意味 体力~だ/大致上···的程度
<多くても、あるいはよくてもそれくらいだという気持ちを表す。>
<表示再多、再好也只是那样的语气。>
接続 「動ー辞書形」+というところだ
「名」 +というところだ
①ゴールデンウイークといっても、我が家ではせいぜい日帰りで郊外に出かけるというところだ。
就是黄金周,我们家也最多就是去郊外做当天往返的旅行。
②パーティーの参加者は、70人から80ひとといったところでしょう。
参加聚会的人数,大致上也就是70到80人吧。
99 ~ないではおかない
意味 半ば強制的に~させる・必ず~する 不能不···;一定
接続 「動ーない形」+ないではおかない
①今度こそ、本当のことを言わせないではおかないぞ。
这次,一定要让你说实话。
②医者の一言は私を不安にさせないではおかなかった。
医生的话让我深感不安。
類語 NO.54 「~ずにはおかない」
100 ~にかたくない
意味 簡単に~できる 不难···;很容易就
接続 「動ー辞書形」+にかたくない
「名」 +にかたくない
①子供をなくした親の悲しみは、察するにかたくない。
失去孩子的父母的悲痛,不难体察。
②宇宙飛行士の長期間の訓練にはいかに苦労が多いか、想像にかたくない。
不难想象宇航员长期训练有多辛苦。
注意 「察する」「想像(する)」などの限られた言葉とともに慣用的に用いられる。
与「察する」「想像(する)」等有限的词汇组成惯用型来使用。
101 ~にして
接続 「名」+ にして
A意味 ~だから・~でも 只有···才;就连
<「~」の部分には話し手が、程度が高い、よいと思っているものがくる。「~だから」の意味に用いる時は「~にしてはじめて」の形をとることが多い。>
<“~”部分是说话人认为程度高、好的内容。表示“只有”之意时,多用「~にしてはじめて」的形式。>
①この味は経験を積んだプロの料理人にしてはじめて出せる味だ。
这种味道只有经验丰富的专业厨师才能做出。
②優等生の彼女にして解けない問題なのだから、凡才のわたしに解けるわけがない。
就连优等生的她都解不开的问题,平凡之辈的我怎么能解。
B意味 ~であって同時に 同时;既是···又是
①彼出版社の社長にして詩人でもある。
他身为出版社社长的同时,还是一位诗人。
102 ~の至り
意味 非常に~ 非常···;···之极
<程度がとても激しいという気持ちを表す。慣用的な古い表現。>
<表示程度非常高的语气。是比较老的惯用型。>
接続 「名」+の至り
①こんな立派な賞をいただきまして、光栄の至りです。
能得此殊荣,实感光荣之至。
②全社員の前で仕事上の大きなミスを指摘され、赤面の至りだ。
当着全公司的面被指出工作上的大失误,惭愧至极。
103 ~の極み
意味 非常に~/···之极;极尽
<「これ以上の~はない」というように、その程度が限度までいっている状態を表す。>
<表示“没有比···更···”,程度达到了极限。>
接続 「名」+の極み
①徹夜続きで、疲労の極みに達している。
通宵作业,已经精疲力竭了。
②遠いとことをわざわざお越しいただきまして、恐縮の極みでございます。
您特意远道前来,实在是过意不去。
104 ~ひとり~だけでなく/ひとり~のみならず
意味 ただ~だけではなく 不仅;不只
<普通「ひとりだけでなくBも」の意味。「のみならず」は文語体。>
<通常用「ひとりだけでなくBも」的形式。“不只A还有B的”之意。「のみならず」是文语体。>
接続
ひとり+「動・い形・な形」の名詞修飾型 +だけでなく
ひとり+[名]+だけでなく
<ただし、「名」と「な形」は「~である」の形になることもある。「~のみならず」に接続する場合、「な形」は「~である」の形になる。>
<但是,「名」和「な形」常采用「~である」的形式。当接「~のみならず」时、「な形」采用「~である」的形式。>
①リーさんの抱えている問題は、ひとり彼女が悩んでいるだけでなく、ほかの留学生たちにも共通の問題である。
小李遇到的问题,不只是她一个人的烦恼,也是其他留学生们共同面临的问题。
②喫煙はひとり本人に有害であるもみならず、周囲の者にとっても、有害かつ迷惑なものである。
吸烟不仅对本人有害,对周围的人来说,也是有害且令人讨厌的。
③出生数の減少は、ひとり日本のみならず、西欧諸国に老いても同様に見られる傾向である。
出生率的降低,不仅在日本,西欧诸国也有同样的倾向。
105 ~を皮切りに(して)/~を皮切りとして
意味 ~をはじめとして・~したことから始まって 以···为开端;自从
<その後に同じようなことが次々に行われる時の表現。>
<其后同样的事情接连进行时的表达方法。>
接続
「動ー辞書形/た形」の+を皮切りに
「名」 +を皮切りに
①朝の連続ドラマに主演したのを皮切りに、彼女はスターへの道を歩み始めていた。
自从主演了早间连续剧,她开始走上了通往明星之路。
②競技場では、100メートル競歩を皮切りとして、次々に熱戦がくり広げられた。
在田径场上,以百米跑为开端,白热化的比赛拉开了帷幕。